青空が広がる月曜の朝。
新しい一日が始まりました。
久々に朝の散歩。
少し寒さの和らいだ冬の空。
今日は新しい道を進む事に。
すると何やら公園らしき敷地が道に沿ってある。
ブローニュの森はまだ先きだし、そんなに公園ばっかりはないだろう?
と思っていたら、公園だった。
入り口入って横に入場券売り場のような小さな建物。
入場料払うのかな?と思い看板見るもそれらしき標示は見当たらない、
肝心の人もいない。
門開いてるし、入っていいのだろうと推察しトコトコ入る。
朝の公園は誰もいない。
で、最初に見つけたのがアロエのお化け。
なんじゃ?と思って触ったり切り口を観察したり写真撮ったり、
すると向こうからボンジュールと声が、
ボンジュールと答えると、おじさんがニコニコしながら、
「それはね、◯〇〇って言うんだよ。 どこどこの植物だよ。」
これ、推測。
「え、それはこれの名前ですか?」
日本語で書くと、いかにもすらーっと話しているようですが、
その時の私のフランス語を正確に日本語に直すと、
「これ、植物、名前、名前、何? どれ?」
その上メチャクチャな発音(私はできるだけ正確に発音しているつもりなのですが、マダムに言わせると全然違うらしい)のフランス語を並べてる。
おじさん、勿論全然分からない。
でも、アフリカから来た植物で、これは今もう終わりで全部切ってしまうんだ、もう新しい芽が出てきてるんだよ、とその新しい芽を指して説明してくれました。
実は最近内容はあまり大切じゃないんじゃないか、と思い始めてます。
話していると、その人の伝えたい事(内容じゃなくてね)が伝わってきます。
と、ここでこんな事言ってると怠けるから、ブンブンブンと今の考え振り切って、
やっぱり内容がもっと分かると楽しいぞぉ〜って言い聞かせます。
先に進むと、お花発見!
梅みたいだ。
Japonと書かれてたから、やっぱり梅?
フランス語名は、↓ 。
家に帰って調べると、
木瓜でした。
蕾。
先に進むと、なにやら大切にされているらしき一本の木。
一回木まで行って幹を触り、ウム、桜だな、と思い
また後ろに下がって、
ははぁ〜っ、さすが桜だ。
そしてこの写真を撮る。
家に帰って調べてみると、楓だった。
秋もまた趣き深い味を見せてくれる事だろう。
そして、もっとずんずん行くと、
ハワイで見かけるような大きくて肉厚の葉っぱをいっぱいつけた木に遭遇。
多分我家の近所にもきっとある。
こういう木の形にはなってないけど、この葉っぱを拾った事があります。
土筆の大人のような形の、、これは実なのか?
食べるものが無い時は、これを醤油で煮込んで食べてみたい。
幹が全然見えないので除いてみると、奥に微かに見えた。
枝が細くてくねくねしてます。
今日は数えきれないほどの知らない植物に会いました。
こうして植物園に来てみて、あら、なんてお名前ですか?などと思いながら歩いていると、
なんてこの世には沢山の種類の植物があるんだろう?と少し気が遠くなります。
そして入った門に戻ってみると、
入り口横の一見入場券売り場らしき小さな建物に職員らしき女性が2人立ち話をしている。
ドキッ。
でもここはやはり日本人として黙って出るわけにはいかない。
いやどこの国の人でもいいのですが、
思い切って
「私、必要ある、払う?」
(私が並べたフランス語の順番のままね)
と尋ねると、
すると、
「あなたが必要ある、何?」
(これも彼女が並べた順番)
私:「お金、お金」
彼女:「オーノンノン、ペラペラペラ。」
「ほぉーーーー、メルシーボンジョルネ!」
払わなくてよかった事にホッとしたのと、
私必要ある?が通じた事に感激。
あぁ〜もっと話せるようになりたい。
さて、歩いていると、色んな思いが浮かんできます。
昨日、天童荒太さんの記事を偶然読みました。
今までお名前から勝手に
スキンヘッド、身長180cm、でも体格がいいので190cmに見える強面の強い人、
本当にそんな人だと思い込んでいました。
そして肝心の彼の著書に関しては周囲の感想から推測していて、
それは人間の奥にある目を背けたい事が次々と克明に表現され、
読後一週間ぐらいにっちもさっちもいかなくなる。
というものでした。
しかし、昨日作家本人のインタビュー記事を読み、
大きく誤解してたのではと思いはじめ、
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/145712.html
もう少し調べてみようと思って下記のサイトに辿り着きました。
http://bunshun.jp/itamuhito/interview/index.html
すると写真も載っていて、私の予想を覆すような外観。
私はなんという思い込みをしていたんだ。
ハワイに帰ったら、彼の作品を探します。
今日は沢山書いたので、下記のサイトはまた次回にと思ったのですが、どうも削除しようとクリックすると演奏が始まります。しかも真ん中にしようと思っても左寄りになってしまう。 こういう事、たまにあります。
途中で彼自身が曲の事を説明してくれます。
英語が聴き取れなくても、表情と仕草で伝わってきます。
表現者、
という人々は人間を理解して寄り添える人達なんだと思うようになりました。
植物園なのかなあ。 いいねえ。 面白そうだ。 たしかに最後の木は我が家のすぐそばで育っているね。 ハワイだから温かいところだけで育つ木ばかりかと思ったら、そんなに寒くなるところでもその木は育つんだな。 植物もすごいや。
ReplyDeleteそう、オートゥイユ温室庭園という名前でした。
ReplyDeleteそろそろ植物達も目覚めの準備をしているんだろうね。
やっぱりあの木、家の近くにあったんだ! 明くんが言うんだから間違いない。 強い木だね。