昨日の一日。
明日アップしようと思っていましたが、やはり今日中にすることにします。
エッフェルさん、今日もカッコイイ。
いってきます!
パリの街中を歩いた中では今日が一番長い距離でした。
ほぼ予定通りの時刻にリヨン駅到着。
何だって、どうしたって、駅だって格好いい。
空だって。
朝ヨーグルトとコーヒーで出発し、駅に着いたらしっかり食べようと思っていたけど、電車がちょうど来たので乗る事に。
順調に電車は景色を変え、ぼーっと見ているところにチケット拝見と車掌さん現る。
?
いつもの回数券でパリ近郊の街に行けるなんてフランスは太っ腹だな〜と思っていたら、そうはいかなかった。
回数券はパリ市内だけだそうで、、、、スミマセン。
30ユーロを支払って一件落着、、、と思ったら、車掌さんが向こうでメーンメーンと呼んでいる。 あ、降りる駅なんだ!と思い、メルシーと伝えて電車を降り、しゃがみ込んで荷物を整理してふと見上げると、駅名が違う。
私が降りる駅は、「メッス」で、ここは「メンスィー」。 4つ手前。
やれやれ。 発音は大事です。
次の電車まで1時間。 ホイ来た、朝ご飯食べよう。
ちょうど駅前にレストランがあって、分からないメニューを見つつ適当に選んだら下のお皿が登場。 これにフランスパンがついて3ユーロ。 それとエスプレッソでしめて4、8ユーロ。 美味しかった。 ワインやビールも合いそうですね。
さて、無事に駅に着きました。
電車の中で、昨日メールした宿の方から返信が!
残念ながら埋まってしまってるけど、同業者のルノワーさんを紹介してくれた。
よし!そこに今日は行こうと決めました。
ただ教えてくれたのは名前と電話番号。 電話で住所を聞くのは今の私には不可能なので、そこの宿は駅から30分だし直接行ってルノワーさんの住所を教えてもらう事にしました。
ということで、ここからは宿へ向かう道のり。
またも苔発見。
蔦も一緒だね。
結構歩く。
オカシイな、
駅から10分ぐらいのところで左に入る道があるはずなのに一向に現れない。
しかし、この道である事は確かであるからして、このまま行くしかないかな。
やっと宿のある街の名前の標示がでた。
とにかく歩く。
電車の中から見ていた風景の中を今まさに歩いてる。
そう、こういう道を行きたかったんだ。
途中雨も降って、気持ちいい。
しかし、エイエンと歩く。
向こうは雨だな。
Googleマップではこんな道だとは思わなかった。
やっぱりフランスは広いんだな。
しかも私の歩みは何と遅いんだ。
テクテク。
この辺りで、多分2時間ぐらい歩いてたかな?
すると、車が一台停まってくれて、「ボンジュール!」と呼ぶ声が。
車に駆け寄ると、男の子2人を乗せた女性が「どこへむかってるの?」と聞いてくれ、住所を書いたノートを見せるとこの先だから乗って、と声をかけてくれました。
さっきもこの道通ってあなたを見かけたの、どこから来たの?と。 これ、推測。 でも多分当たってます。 メッスと言う駅です。 と答えると、わお!あなたはすごく遠回りしてたのよ、と教えてくれました。 あぁ〜そうだったんだ、と合点がいった。
そうして目指すボノ ボンノーという街に着いたが、私をはじめ彼女もそれがどこの道か分からない。 男の子2人も加わって一緒に道を探してくれ、で、見つけた町の人に車の窓から私の書いたメモを見せて「パルドン、この宿に行きたいんだけどこの道はどっち?」と尋ねてくれ、そこからまた10分くらい運転してもらい宿に辿り着いた。
ありがとうと言うと、彼女は笑顔で「何でも無いわよ!」男の子も「なんてことないさ!」と。本当にありがとうございました。
宿に入って行くと、家にはだれもいなくて、そこには2羽の鶏と黒い犬となんと馬が一頭。
でももう感無量でした。
家に帰ろう。
パリに帰る電車の中。
家も今までと違って見えました。
景色も。
家の近くの駅に着いたら夕暮れ時で、夕日、どこに行ったら見えるんだろう?って思って歩いてたら、家の前の通りから見えた。
この日は出会いという贈り物を頂いた、大切な一日になりました。
そう、道をどうして間違えたかと言えば、
Googleマップに「maisse france」と入れていて、つまり私はメッスという町の中心から宿までの道順を見ていてメッス駅はまた別の場所にありました。
はっはぁ〜ん。 私のやりそうな事でした。
でもその失敗のおかげで彼らに会う事が出来ました。
長い道のり、読んでくださりありがとうございました。
あははは、相変わらず、ミキらしい旅ですなあ。 いいねえ、いいねえ。 人に出会うのは旅の醍醐味だよね。
ReplyDeleteはははは〜! でしょ。 まさしく私になった一日でした。 人との出会い、うん、一期一会の言葉が身に沁みます、涙。
ReplyDeleteフランスの青空はきれいですね。そして大地がとっても大きいー
ReplyDelete駅から2時間w(゚o゚*)w たくさんたくさん歩いた旅でしたね。
宿には誰もいなかったってことは泊まれなかったのかな?
親切な方と出会えて良かったデスネ^^ ほっ
keikoちゃん、コメントありがとう。 空、大きくて綺麗だよね。 大地も本当に果てしない。
ReplyDelete駅からの道はただ歩くしかないような道でね、本当に黙々と足を動かしていました。
多分私が企画した旅は誰も参加したくないと思う、笑。
宿の人、もしかしたら旅行に出てたのかもしれないね。
15分くらいの彼らとの時間は、これからも私を励ましてくれる大切な宝物になりました。
keikoちゃん、いつも自分の事のように心配してくれて、ありがとう。
mikikoさんの姿、想像できます。
ReplyDeleteいつもブログ読んでると綺麗なその風景の中に自分もいるような気がする。
勝手に音も想像したりしてW
車に乗せてくれた家族、優しいですね。あったかーい!
mikikoさんとの出会いも私達にとってはその家族と同じ存在なんですよ♪
旅先での出会いって本当に素敵ですね。
KAIちゃん、ありがとう。
ReplyDelete風の音、車の音、雨の音、自分の足音、鳥の声(これが意外に大きい)、一緒にKAIちゃんも歩いてるって思ったらもっと元気に歩けるな。
それにしもその家族と同じ存在だなんんて、嬉しいなぁ〜。
本当に出会いって素敵だね。 しみじみ。