以前、「精一杯」というタイトルで家具の修理屋さんで仕事をする職人さんの写真をいつか撮りたいと書いた事がありました。
昨日、実現しました。
入る勇気はなく、様子を見るつもりで通りの向こうからお店を見ていたら、
1人の職人の方が窓側に来ました。
でもドアを叩く勇気は持てずにいると、その方が再び窓側に。
そこで、よしと腹をくくり、
通りを渡り、ドアに近づくと、2人の職人さんが中で少し微笑んでいて、
思い切ってボンジュールとドアを押開けました。
彼らになんて最初に話しかけたのか覚えてない。
緊張してました。
ここに少しの間滞在している事、写真を撮らせてもらいたい事、を伝えると、
大丈夫だよと。
下の写真の彼の奥さんは日本人で大阪宝塚の方。
上の写真の方と話をしているといつの間にか電話をかけてくれて、彼女と話が出来ました。
今日本に帰ってらして、だから日本とフランスの遠距離電話。
名前を聞かなかったな。
久しぶりに日本語を話せました。
あ、私も言葉しっかり話せると元気になりました、笑。
ありがとうございました。
上の写真を撮らせてもらっていると、何やら背後がほんわり暖かい。
振り向くと、私が入れそうな大きさの四角い容器。
それは石炭ストーブで、蓋を開けると、コロコロした真っ赤な石炭がジッジジッジと
静かに熱くじっと働いていました。
この建物は第一次世界大戦の前からあったそうです。
このお店を始めて9年、、って言ってたと思います。
英語も話せる方で、いろいろ話してくれたのに緊張していたせいで、
話の内容を噛み締められませんでした。
本当にまだまだ。
いつも静かにその時の事をその場で噛み締められるようになりたいです。
明日の課題。
思いが叶ったありがたい日だった。
じっじじっじ。
*カメラの調子がよくないのか、コンピューターに写真を移せず、なので苦肉の策、現像した写真をiPhoneで撮って載せました。
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