Monday, December 10, 2018

ホノルルウォルドルフの生徒達




雨のホノルル。

そして写真はレモン。

この黄色、強くそしてフレッシュだな〜。





シュタイナーはゲーテを研究していました。

ゲーテは小説家と思っていたが、色彩について論文のような本を書いています。

シュタイナーは色をとても大事にしていて、

シュタイナー学校、幼稚園ではにじみ絵をします。

にじみ絵は水彩用の紙を水に数時間浸したものに絵の具をのせます。

なので輪郭などはにじみ、線なども描けませんので、

色が広がる様を味わう感じです。

私の勤めている学校では2歳からやります。

水彩はクラスにもよりますが、幼稚園ではほぼ週に一回。

赤、青、黄、最初は一色から始まり、段々2色、3色と増やします。

すると色が混じり合う時も経験します。

その時によって混じり方も色の出方も異なるので、
何度やっても楽しいです。

小学校になるともう少し何かの形を描くようになりますが、
にじみ絵なので思うような線を描くというよりぼやっとした色で
自分の描きたい物を表現します。


また小学生になると先生の話を元に自分たちで教科書を作りますが、

黒板に先生が描いたチョーク絵をクレヨンや色鉛筆でノートに描くので、

描く事は生活の一部のようです。


他にバイオリン、ソプラノ笛、編み物、縫い物を低学年から始める彼ら。

何かを使って自分の内側を自然と日常表現しているからなのか、

校内で会う彼らは落ち着いている子が多い気がします。








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