Tuesday, February 12, 2013

カーン



今年の抱負は、自分に聞いて、自分の思いを素直に感じ認め従う。

つまり正直に生きる事。

という事で今日もなるべく素直に書こうと思います。


今日は学校のレベル分けテストの日。

早朝から目が覚め、もぞもぞとやり出した文法の見直し。

今更ジタバタしてもとも思いつつ、あやふやなところを少しでも強化しようとやはりジタバタ。

とりあえず、テスト開始時間の15分前には着けるように家を出た。

今日は曇り空。

丸い小さな実が付いている枯れ木を見ながら出発。






昨日は降りる駅を間違えたけど、今日はしっかり目指す駅で降りる。

降りた駅で、回数券を買おうと券売機の前に立ちタッチパネルに必死にタッチするも、反応なし。

すると後ろに人の気配。さりげなく譲り、その人が買う姿をじっと見る。

なるほど、タッチパネルではなく画面の下に目立たぬようにローリング式のものがあり、それとその横のボタンを操作している模様。

と学んでいると、今買った人が私に買うの?と聞いてくれ、そうなんだ、というともう一回操作して私の分も買う段取りを付けてくれた。

メルシーボクー。

そして外にでる。
この写真を撮っている頃は坂が意外にあるんだな〜なんて感じたりして、余裕綽々。

順調に行けば30分前に着いちゃうな〜なんて思いながら。







ここから5分ぐらいで着くはずが、歩けど歩けど辿りつかーーーーン!

なんで?なんで? この角までは確かに覚えてる。 ここを真っすぐ行ったら左折して、と覚えているのに、全然まったく昨日行ったあの建物、あのドア、そんなの跡形もない。

ぐるぐるぐるぐるぐるぐるてくてくてくてくしまいにたったったったと歩いたけれど、、

ナイ!

昨日あんまりすんなり見つかったものだから、今日は地図を持って来てない。
せめて住所が分かれば人に聞く事もできるだろうに、住所も分からない。

なんたること。

時間は迫るもまるっきり分からない。 段々青くなって来たけど、青くなろうが赤くなろうが見つかる気配なし。 

建物が姿を消した、と思えたが、単に私の記憶がすっぽり抜けてしまっているだけ。

テスト開始時刻が過ぎ、今日受ける事は諦めつつもそれでも帰る気がしない、かといって見つかる気もしない。

開始時刻を30分ほど過ぎた頃、なんと忽然と現れた。

そしてなんとテストを受けられた!

そして、判明。 時間通りにつけなかった事は、実はあまり問題ではなかった。

ダルマさんになりました。 コロン。

テストを終えると順次帰ってもいいとのこと。 
帰る前に試験官と会話を交わす事になっているようで、彼らが試験官話すのを聞いていると、、、予想もしていなかった事が。


難南田紀美達。 (←なんなんだきみたち!)


それではまるでフランス人同士が普通に会話しているようではないか。

どうしてそんなに話せるのに学校に通うのだ!?

私はなんなんだ? どうするんだ? 

ショッキングは道に迷った、テストが難しかった、他の生徒はフランス人だ、だけではなかった。 帰り道、抜け殻のようになってるもんだから、途中からどこをどう歩いているんだかわからなくなり、しかもどんどん寒くもなり、途中で見つけた駅に無理矢理入る。

どうにか家の最寄り駅まで辿り着くも、地下鉄の出口を少々投げやりな感じで地上に出ると、これまたここはどこ?状況に。

地上に出てキョロキョロする私に親切な方がどこに行きたいのかと声をかけてくれた。

が、そんな問いに住所を覚えてない私は答える事もできず危うく2人で途方に暮れそうになってると近くに地図があるのを発見。そこまで行って2人で地図を見る。

やっと分かる道の名前を見つけそこへの行き方を教えてもらい、あともう少し!と力を取り戻しずんずん歩いていくと、果たしてまたもや迷子に。

カーン!ここまで来てまたしても。

今日は迷子デーダー、などとへらへらするには寒すぎでしかも暗い。

落ち着いて見覚えるのある交差点まで戻り、リスタート。

やっとのことで、辿り着きました。


親切な方との出会いはいつの時もありがたい。

困ったけど幸せな日でした。

深謝。





4 comments:

  1. 無事たどり着いて良かったですね^^
    街並みや建物が似ているのかな?
    ダルマさんコロン...その光景が目に浮かびました(笑)
    親切な方がいてくれてホッとしています<(_ _*)> アリガトォ

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  2. はい。町並みも建物も、そう、私にとってはとても似ていて、近くにいる事は確かなのに辿り着はい、町並みや建物が似ていて、近くにいるのに永遠に辿り着けない、まるで別の世界に来てしまったようでした。
    まぁ〜単に地図と住所を持ってたら何の問題もなかった単純な事なのに、私はその辺りがスポーッとぬけてるんだよね、笑。

    keikoちゃんの優しい言葉にジーーーンンン。 ありがとう。

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  3. いい経験してんじゃん! それだよそれ! ガンガン行っちゃって! 
    あのさ、小さな実がついている枯れ木?、それは8月に大きな葉を付けていたプラタナスでしょ。 休憩しながらワイン飲みつつ見上げたよね。 季節の変化が大きいのは美しいねえ。 
    迷子になって、人に助けてもらって、フランス人を理解して、いつかは、きっと意地の悪い人にもあって、カルチャーショック受けて、更にフランス人を知ることになって、、、そんな経験が今回の財産になって行くんだろうね。 そのパワーとやる気、本当に尊敬してます。  

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  4. そっか〜、あれはプラタナスの木なんだ。 わぁ〜、全然気づかなかったよ。やっぱり明君だな〜。 葉っぱが落ちると全然雰囲気が変わっちゃうんだね。 季節の変化っていいもんだね。

    明君、ありがとう。話したい事いっぱいあるよ。今はフランスにいる事が嬉しくて、フランス語を聞いているだけでニンマリ。 いまにカウンター食らうかもしれないけど、それでも自分は自分って振り回されないように生きてみる! 

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