日に何度か空を見ます。
15、6年前、トンネルから中々抜け出せず毎日閉塞した気分で過ごしていた時期が有りました。
1年半くらいそんな状況でした。
そんな私に言葉をかけてくれたのが
(という表現が正しいのか分かりませんが、そんな感じだったのです)
空でした。
ある日ボードに座り海に浮かびながら空を見上げていると、ふと思ったのです。
「あ〜、大切な事はそんなに多くはない。
まして私が今悩んでいる事は大変ちっぽけな事だよ。」
と。
それから徐々に心が軽くなって、間もなくトンネルを抜ける事が出来ました。
さて、随分遅れましたがペアレンツイブニングの事を少し書こうと思います。
10月から月一回のペースで始めました。
ホノルルウォルドルフスクールに子供を通わせて下さっている日本人の親御さんと一緒にシュタイナー教育について勉強する時間です。
初回はシュタイナーの人間観。
2回目は1回目に参加できなかった人の為に同じ内容と
スペイシャルダイナミックを体験して頂きました。
シュタイナーの人間観
穴だらけの知識ですが、私が今迄感動した事を分かち合えたらとの思いと、
一緒に話す事で私の中のものが深められたらと思って始めさせて頂いた。
シュタイナーの人間観はどんな事かというと、
私の中では先ず
地球での誕生(生)が霊的世界との別れ(死)で、
地球での死は霊的世界での生誕であるという事から始めました。
地球上に生まれる為に身体を得、地球を離れる時身体を手放す。
身体というものがもたらす苦楽、
苦しみというと、痛み、病気、感覚、死への恐怖、
楽しみというと、食べる、寝る、着飾る、などなど、
身体を持つという事から様々な体験が始まる。
産まれて先ずしなければならないのが呼吸と睡眠。
そして
そのリズムを教えるのが教師の大きな役目だとシュタイナーは考えていました。
よく眠るために起きている時どんな時間を作ってあげられるか。
そして人間が3層プラス1層で成り立っているという事。
1、身体ー鉱物界
2、エーテル体(記憶と成長)ー植物界
3、アストラル体(感情)ー動物界
4、自我(判断い2と思考)
そして身体が生まれる前に母の胎盤で育つように、
エーテル体は7歳頃、アストラル体は14歳頃、自我は21歳頃から
それぞれ本来の活動を始めるまで
鞘に包まれていています。
それぞれが産まれ出づる度に子供は変化、或は変態します。
芋虫がさなぎになって蝶になるように、子供も状態が変わるのですが、元は同じ子供。
ただそれぞれエーテル体、アストラル体、自我が生まれる事によって
中身が変化する。
子供によっては自分の内面の変化に対して驚きや不安を覚える子もいれば、
気付かずというか、さして問題なく過ぎていく子もいて、
ただ子供の状態が変化する事をそういう形で考えているのがシュタイナー学校の先生。
私の知識は2年間のウォルドルフティーチャートレーニングとシュタイナーによる本と講座、シュタイナー関連の本から得ていますが、
多少私自身のフィルターもかかってしまっていると思います。
一回めはこのような内容でした。
これからも少しずつアップして行きます。