Robin's room 2

キノコとクリスタル。

ロビン先生のクラスには小さな人形や石などがそこかしこにこっそりいます。

それを探すのが楽しい。 

ウォルドルフの幼稚園の各教室にはキッチンが付いていて、

ここでおやつの調理をします。

棚の上にもお人形。

この棚にははさみや鉛筆、裁縫道具や布、紐、などなど

が整理されておかれています。

窓辺に小さなキッチンそして小さな丸いテーブルと椅子達。

彼等が食事の準備をしたり、裁縫をしたりするための場所。

ロフトの下には赤ちゃん達がゆりかごに寝ています。

その他教室の棚には大小様々の石や切り株、

フエルトで作ったクラウンやシルクのガウン、

木で作られた動物、大小様々のお人形、

大人の世界を子供の大きさで体験できる小さな世界があります。

子供達が周囲の世界で起こるできごとを身体を使って真似る事で

消化し吸収できる環境。

今回はロビン先生の教室を紹介しました。

出発！

この建物は、木工作業場で前が小さな畑があります。

ここでプリスクールの子供達はカタツムリを探したり、

何やらゴソゴソと遊んでいます。

今朝の散歩で発見。

完全に開く前はこんな風に渦巻き状に畳まれているんでね。

連日３０度近い夏日和で、

お花もどんどん開いています。

今日の午後にやっと完成。

最後のスクリューはほぼ先生がしてくださった。

どこまでも優しい。

一度組み立てて、ネジをまた外してさっきスーツケースに収納しました。

２年間、今先生方の顔を思い出すと、

彼等は両親のような存在でした。

さ、前に進まなくちゃ。

明日は２時起きで３時に出ます、きゃ！

Queen Bee

今朝の散歩途中、ハチが沢山仕事中。

またしても登場。

可愛いな〜。

午前中に先生がステージの解体作業をするというので、

手伝いに。

どんな材料を使ってどのように作られたのかが見られました。

沢山の待ち針とピン、何枚ものシルクやタオル、ターンテープル、

様々な仕掛けの背後に様々な工夫。

仕掛けを見るだけでも楽しかった。

それにしもその中に身体を洗う乾燥ヘチマがあったのには驚いた。

この緑の布はブラウスの襟の部分で、

中にはお花屋さんが使うワイヤーが入っていて、それで操作。

人形劇、タイトルは「QueenBee」

人形劇、これからもできると思うと楽しみだな。

先生のお手伝いの後買い物に出かけ、その後はほぼ半日家でパッキング。

今年作った粘土。

猫と座る人。

持っていけないので鹿がよく休んでいる庭の一隅に、置きました。

家を守ってくれるかな。

明日は朝幼稚園と１年生のクラスに最後の挨拶に行った後、郵便局と銀行、

もう一度学校に戻って最後の木工授業で作った踏み台の仕上げをしてピックアップ、

踏み台をパッキングしたらほぼ終了。

明日は最後の朝の散歩になります。

卒業式の日の夜空

今日は最後の人形劇を発表した後、

ウォルドルフスクールの幼児教育の資格を頂きました。

人形劇で活躍したアヒルと

蟻。

彼等が出てくる度に子供達、喜んでくれた。

人形劇の舞台とセット、そしてアヒルと蟻とミツバチ、

全て先生が作ってくださいました。

この舞台を作るのにどれだけの時間を費やしたのだろうと考えると、

先生の凄さが身体に沁み込んできます。

夕方、窓から色が見えると思ったらピンク色の雲。

少しして色がほんのり広がりました。

今日は真夏のような暑さだったから、

きっと温度と湿度がこういう色を作ったんだろうな。

先生と生徒だけの卒業式、どんな事を感じるんだろう？

って思っていました。

先生の言葉やクラスメートの言葉が心にビンビン響きました。

１人１人と握手してハグして、
身体だけじゃなくて心も合わさる感じがしました。

２年間を一緒に過ごした先生とクラスメート、

彼等と過ごした時間が私を強くしてくれました。

ずっとこれから先心に住んでくれる人達との出会い。

ありがとうございます。

卒業式 １

卒業式。

あっという間に終わってしまいました。

不思議です。

ここで過ごす時間がもうない事が淋しいのと嬉しいのと、

両方です。

そういうものかな？

今日は家族や友人を招いでの卒業発表で、

明日、先生方と生徒だけで行う卒業式

そしてクラスメートや基礎科の生徒を招いての人形劇。

明日はどんな事を思うんだろう？

灯り

今日は午前中、人形劇の発表が２回ありました。

練習している時と子供達を前にしてする時の違いを肌で感じました。

子供達の力って凄い。

そんな時間をティーチャートレーニングの生徒として味わわせて貰えて、

ありがたかった。

午後は明日の卒業式と同時に開催するアートショウの準備。

クラスメート達の作品を１つ１つ部屋に飾るのは楽しく味わい深い時間でした。

そして夕方、このプログラムの始めに滞在したラウンドハウスの大家さんに

挨拶に行きました。

カードを渡すのが目的で行く事を知らせず行ったんだけど、

偶然お家にいらしてお話しできました。

９時頃に終わる授業の日、真っ暗な道を歩いて帰り着くと

門を潜った先の道の両脇に明かりが灯されていて、　

小さなラウンドハウスに導いてくれます。

その明かりが本当に嬉しかった。

その道の脇に葡萄棚があってほんのり甘い葡萄の香りがします。

時々食べちゃった。

１ペニーで敷き詰められた床や天窓から見た雲、

あの家から始まったんだ、

でもまだ何だか実感が湧かない。

ただ忘れては行けない場所という思いだけが心にいます。

温かい気持になれて嬉しい、ほっ。

静と動

毎朝の散歩もあと数日。

ここに来て花や植物の変化に気付くようになりました。

空も毎日違う表情。

羽を広げているようで空が飛び立ちそう。

向こうから鹿が歩いて来て、

颯爽と横を走り抜けていきました。

慌ただしい時間の中で静かな時間を作る訓練をしているような

今日この頃。

自分の気持ちが焦ってるんですね。

先日も郵便局に２つのパッケージを送ることがすごく一大事に思えて、

半日を予定してたけど、すんなり事が運んで思ってた半分の時間でできました。

準備をしっかりすればきっと大丈夫。

明日は人形劇の日です。

子供達が想像を膨らませる時間になるように尽くしてきます。