今日は木工の授業がありました。
木片を選び小椀を作り始めました。
私が選んだのはメープルの木。
楕円形の小椀、、というよりカレー皿をイメージして彫り始めました。
が、彫り始めて後悔。
もっと小さいのにすればよかったと。
四角形の木片から形にしていくのは想像以上の労力で、
これまで見てきた彫りの作品に対する見方が一変しました。
下は以前アンティークショップで見つけたもの。
こんな大きなものを彫るのにどれほど時間がかかっただろう?
沢山彫ろうとして彫刻刀が深く刺さりすぎて抜けなくなり、
先生とクラスメートにこんな風に少しずつ彫るんだよとアドバイスを受けました。
せっかちで焦りやすい私の性格がまともにでて、恥ずかしいやらありがたいやら。
どんなものも少しずつ形になっていったんだと改めて実感できました。
授業後、11月にある教育実習について幼児教育の先生とミーティングをさせていただきました。
別れる際にごお花とお庭の木から穫れたプルーンを下さいました。
プルーンはお孫さんが生まれた時の記念樹で
5年後の今年初めて実を付けられたそうです。
育つには年月が必要で、私達にはそれを待つ忍耐が必要ねと車の中で話された。
焦らずに一歩一歩自分を育てる事そして待つ事ですとも。
今は健康に気をつけてね、と。
気付かぬうちに直ぐに何かを得なくてはと焦っていました。
一歩一歩しか進めないのに3歩先に行かなくてはと
自分を急き立てていました。
教育実習の出来事がもたらしてくれた恵みに感謝。
鎌倉彫でも、手で木片から削り出すことを手刳り(てぐり)と言うけれど、これはかなりの労力が必要ならしいねえ。 でも、既製品の木地から作ったものよりはるかに味があるから、それをするだけの価値はあるのだよね。 いいものを作るのには時間と労力がかかりますな。 一つ一つ、一歩一歩、焦ることはないと思います。 大丈夫、大丈夫ですよ。
ReplyDeleteありがとう、あきらくん。 時間と労力を使っていいものを作りたいと、やっと思えるようになった気がします。 そうだね、焦らず今を大切にしていきます。 味わいのある生活にしたいね。
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