いつかの朝、信号待ちの時ふと横を見ると朝の光の中に人が座っていました。
そこはハワイ大学のキャンパス。
ウォルドルフスクールの先生のトレーニングを受けて以来、
自分が地上に誕生する前の生を意識するようになりました。
いままで上手く言葉に出きそうにないと諦めていましたが、
少しずつ表現して行こうと思います。
この地上に来るためには身体が必要で、
つまり、
この地上に来る前は、意識だけが存在する。
身体がないという事は、
息をする必要もないし、寝る事も、病気になる事も、死ぬ事もないのです。
つまり今持っている私たちの苦しみは一切ない。
同時に食べる楽しみや誰かと触れ合う喜びなどもない。
身体があるないというのは、とても大きな事。
身体があるからルックスを気にしたり、臭いや、目に見える事、聞こえる事など
5感によるものに左右される。
逆に身体がないとどうなるのか?
意識がそのままむき出しになる。
子供、0〜3歳児は、
身体に慣れ親しむ事に一生懸命。
学校で会う子供達の成長の早さには毎日驚かされる。
朝登れなかった木に午後には他の子の登る姿をみて登ってしまった。
ものすごい勢いで身体を自分のものにしていっている。
身体は借りたスケートシューズのようなもの、
自分の使命を果たすために慎重に親を選びやってきたけど、
生まれるときはしっかり記憶は消えて、0から出発。
自分が自分を発見し続け、自分に留まることはこの世界では難しいけれど、
やり続けなければ、来た意味がない。
淡々と自分を生きる事を夫と子供から日々学んでいます。
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